1月27日(日)留学9日目「ラッキーとハッピー」

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フィジーについて9日目。この1週間は本当に本当に長かった。ここまでの流れを一通り自己満足的におさらい。
成田から特に問題もなく、そしてスムーズにフィジーに到着したものの、ホームステイ先が想像以上にbadで、勉強以上に精神を使う羽目になった。笑わないし、食事も一緒に取らないし、時々叫ぶし、なによりも英語を話そうという気が無く、welcomeの気持ちが微塵も感じられず、留学6日目にステイ先を変更してホテル住まいへ。学校の授業はちょうどよいクラスからちょっと難しめのビジネスクラスへ引っ越し。ビジネスクラスといってもビジネスで即効のスキルは特に無くって、単語が少しビジネスライクなものが増えたり、会話が速くなるので、授業の40%程度の理解がやっと。でも活発で楽しいし、クラスメイトがおもしろいのがいい。放課後は、ステイ先を飛び出すために空港事務所に行ったり、デナラウのホテルプールに入ったり、インド人の子どもとサッカーをしたり、クラスメイトと飲んだり。たっぷりと楽しむ。

そして、今日。
ドミトリーの部屋の宿泊者はぼくだけ。空港に近いのでトランジットに使うひともいると思うが、真夜中に入るひとはいなかった。6時に起きてすぐに洗濯。インド人宅にステイしていたときに一度洗濯したがまた溜まった。臭い生乾きだったものもあるので合わせるとちょうど洗濯機いっぱいになる。レセプション(ホテルの「フロント」は英語で「レセプション」という)で洗濯と乾燥のコインを買う。ともにF$3.1。日本円で約250円くらい。結構高い。洗濯は25分、乾燥は35分くらいというので、その間、ホテル内のレストランでMacの充電をしながらブログやメールチェック。ホテル内に無線LANが入っているのでレセプションで15分F$2のインターネットカード1時間分を購入したら繋がった。洗濯が終わるとMacをいすの脇に隠して乾燥機に入れ、乾燥が終わった時点ですべての荷物を持って部屋に戻って太陽のにおいが擬似的にする洗濯物をたたむ。
8時に学校前でTomomiと待ち合わせをしていたが、時間になっても来ないので近くのコロニアルプラザにあるパン屋さんでパイナップルカスタードパイとココナッツロール、新聞のsunday sunを購入。このパン屋さんは朝5:30から18時まで営業。かなり使えるお店。ココナッツロールもおいしい。学校前に戻るとTomomiの姿が。ぼくの時計が早かったみたいで、Tomomiは時間通りに到着したという。本当はバスに乗って来る予定だったが、バスが満員になるまで出発しようとせず、しかも日曜でお客さんが少ないので20分deleyしているそうだ。なのでタクシーで高いお金を払って来た。
空港までミニバスで行き(F$0.5)、Europcarでカローラを借りる。先日話したお兄さんがいたがやたらと機嫌が悪かった。あとでTomomiが理由を聞くと夜勤が8時に終わるのに代わりが来ないらしい。レンタカー代はF$112だがデポジットとしてF$600をクレジットカードで取られた。車を戻したときにかかった費用を引いてrefundするそうだ。Europcarを選んだのはAVISやハーツにも行ってみたものの、みんなF$150だったりして高いから。
空港からひとまず朝マックを食べようと向かうが、途中で道を間違えてしまう。フィジーには3つの道路が交わるところでは、時計回りに回って行きたい方向で外に出る交差点がある。ここでナンディタウンに向かうところを首都スバへの道に行ってしまったため、見たことのない道路を走ることになる。そのうち、キレイな寺院が見えた。ちょうどなにかのお祭りをしているらしく、派手な音楽と派手な衣装のインド人がたっぷり並んで歩いていた。入場料かかるし、撮影禁止なので外から見学。ナンディタウン行きの矢印があったので曲がるといつものタウンの通りだった。日曜だからほとんどの店がお休み。MHマーケットは午前のみの営業。マックに着くと以前会ったエドワードと目があった。彼はぼくのことを覚えてくれていて「Nice to see you again」と喜んでくれる。日曜だというのにエドワードはかなり働き者。日本にはない「ELTマフィン」のセットを注文。ELTはエッグ、レタス、トマトのマフィンだとエドワードが教えてくれた。ハッシュポテトは日本と同じ。TomomiはセットにプラスしてマックフルーリーのM&M'sを注文。このフルーリーは日本には無い。
マックからスバに向かってひたすら進む。フィジーの内陸部は箱根ターンパイクのような山並みが続き、緩やかに坂があるので走っていて気持ちがいい。しかも微かに霞むので幻想的な時もある。以前、Europcarでお兄さんに聞いた分では地図上で左下から下部はキレイなビーチが続いているというので、ナッタンドラで右折すると未舗装の道路になる。その脇でおじいさんが手を回しているので窓を開けて聞いたら「ナッタンドラは別の道だ。案内してやるがF$2だ」というので「じゃあ、やめるよ」と話してUターン。そのうちに次の街、シンガトカへ。でもすぐに山奥に入ってしまう。未舗装や舗装の道で、かなりボロボロ。いつパンクしても可笑しくないくらいの道になる。未舗装ばかりで怖いので引き返した。やはり道を間違えていた。シンガトカはさとうきび運搬の線路の橋が川にかかっていていい被写体になる。ただし、フィジーに来て初めて触った一眼の電源が入れっぱなしになっていて、まったく使えなかった。きょうはハンディカムも持ってきていないので自分が撮る写真は1枚もない。
車の中ではTomomiは「hakoに話したいことがいっぱいあるので聞いて」という。いっぱいあるそうだが、話はよく脱線したので、すべて話したいことを話したのかは疑問。特にステイ先と将来に不安があるようで、ステイ先には予定をよく変更させられたり、無理を言われたり、約束を破られたりするという。将来MBAを取得の夢のあるTomomiは帰国後も不安で、必ずイギリスでMBAを取るそうだが、そのためのお金や専門学校など、相談に乗れる部分だけ乗る。
車を走らせて3時間くらい、フィジーの地図でいうと下部にあたるコーラルコーストに到着。ここはフィジーで最初のリゾートだそうで、ちょっと古いものから最近建てられたようなホテルが建ち並ぶ。地球の歩き方に乗っていた「ル・カフェ」の前に車を駐めて、ビーチを歩く。きょうは風がとても強くてビーチには10人もひとがいない。でもいるのは白人ばかりだから、白人大好きなTomomiは興奮。話しかけたひとがイギリス人だとわかると会話が弾み、英語上手だと言われると喜ぶ。このとき話したのはポールとディビご夫妻。「スコットランドも行ってみなよ。6か月間ならビザなしでイギリスに滞在できるよ。」といってくれた。Tomomiは「こんな海岸で馬に乗れたら最高だろうねえ」と話していた。すると、ル・カフェに行くとき、地元にひとに乗馬に誘われる。高いかと思ったが30分F$10というので1時間後に約束。日本円で約700円は安い。ル・カフェでフィッシュロボを食べる。タイで食べた空心菜のような味で、ご飯と一緒に食べる。1時間後に乗馬。道から海岸に出て、海風に吹かれながら馬に乗る。日本で売られているフィットネス器具の「JOBA」のような動きなので腰と内ももを使う。15分過ぎたころには内ももの筋肉がぴくぴくしてきて、たぶん馬にはそのぴくぴくが通じていたかも。水平線をみると、右から左までずーっと続いていて、とても微妙だけど、地球が丸いことがわかる。微妙に弓形に見える。馬は砂浜を走り、元の道路に戻るとき、2頭並んで歩いていたのが、ぼくが乗っていた馬が途中できちんと止まって待つのがスマートだと思った。乗り終わって、先導のひとに「He is clever」とほめておいた。14:30、暗い中、山道は辛いし怖いので、明るいうちに戻ることにした。
ドライブできたし、朝マック食べられたし、遠くに来れたし、ビーチに行けたし、イギリス人と話せたし、馬に乗れたし、とてもハッピーでラッキーだった。ただ、帰り道、腹痛に突然襲われる。運転は問題無いので、そのまま運転しながら腹痛に耐え、ハードロックカフェのあるデナラウに向かう。帰り道は2時間くらいで着いた。ナンディタウンからデナラウに曲がってしばらく走ると走行音に異変が。いよいよか、と思ったら本当にパンクだった。タイヤはキレイに英語通りフラット(英語ではパンクを「flat tire」という)になり、道ばたに駐めた。ひとまずトランクにあった道具でせこせこと持ち上げるもタイヤが外せない。そう悩んでいたら白人の女性の車が止まり、「どうしたの?」と優しく声をかけてくれた。彼女はウィリアムズ。デナラウの不動産を扱い、2年フィジーに滞在しているそうだ。Tomomiを乗せて近くの工場に連れて行ってくれ、その間、ぼくは車でまちぼうけ。この間も腹痛が止まらない。そのうち2人が戻ってきて、Europcarに電話をしてくれた。「あなた汗かいてるわよ。これで拭きなさい」とウェットティッシュをくれた。たぶん汗は汗でも腹痛で出てきた脂汗だと思う。ありがとう、ウィリアムズ。名刺をもらい、別れた。Tomomiによると、ケータイでEuropcarに電話をしてくれたとき、車を駐めた場所を「あのドクターの家の前よ」と地理感があり、さらに「20分で来るのね。絶対?絶対約束よ」とこちらの絶対的な味方で連絡してくれた。ありがとう、ウィリアムズ。外にいると蚊に刺されるので車の中で待つ。するとイギリスっぽい発音の若者が「窓を開けろ」というジェスチャーで寄ってくる。開けると「そこが一番危険だ。移動したほうがいい」というので指示に従って車を移動。くの字型のコーナーの内側にいたのだが、行き来する車からよく見えないので事故になりそうなのだそうだ。つくづくみんなやさしい。そしてEuropcarのエンジニア到着し、タイヤを緊急時用に交換して、ナンディタウンを抜けたところにある最寄りのタイヤ工場へ。しかし、完璧に裂けてそのままでは修復できず、中のチューブを入れ替えても元に戻らないのでそのまま走ってくれ、ということになった。
再びデナラウに行き、まずはキレイなトイレへ。そしてハードロックカフェなどの店を巡る。ちょうどデナラウカー(というのか定かでないけど、デナラウのホテルを一巡する無料バス)が来たので乗ってシェラトンへ。宿泊者のふりをしてプールや海岸に出る。デナラウカーに乗っている最中、白人を見つけるたびにTomomiは話しかけ、「あ、このひとは冷たいイギリス人」などと反応度合いを見てから話しをしていた。結局、ここで食べるのはお金がかかるのでマックへ行く。マックはきょう2回目。エドワードはさすがにいなかった。ビッグマックのラージセットを頼んだら、でかいビッグマックが来るのかと思いきや、ドリンクとポテトが大きいだけだった。なあんだ。ドアにはガードマンがいてちょっと怖い感じだが、月曜にKayに聞いたらATMを守るのだという。ここのマックは以前襲われてATMごと盗まれたことがあるそうだ。
Tomomiをナンディタウンのバスターミナルよりももっと奥のステイ先に送り、空港へ。パンクしたタイヤは保険で無料になる、と思っていたがしっかりと代金を取られた。F$112のレンタル料とF$130のタイヤ代で、約2万円ほどの出費になる。でも楽しい1日だったからいいや。
空港からホテルまではタクシー。運転手がいないので別のところに行こうとしたら呼び止められる。F$5だと言われたので「No. F$4.」と必要最小限のことばで、さらに低音の声で話したら一発で交渉成立。ホテルにつくと今夜はサーファーたちがいた。プールサイドのテーブルで日記を書き、0時ごろに就寝。今晩はクーラーが効かない。なので部屋に入った瞬間にむわっとして、イギリス人ぽい同じ部屋の外国人が「おまえのカードでも動かないか?」と聞くのでドアの脇にカードキーを差し込んだがそれでも同じだった。とても暑いのでゴキブリが心配。顔を這わないでほしいが。
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